FreeBSDで運用する(その1)

特に日記を書く習慣の無い私だが、この2週間というもの、会社で新たなサーバを立ち上げるために、毎夜フリーのUNIX系OSと戯れてきたことを書き留めておきたい。


ずぶの素人の私が、何を思ったのか、自ら火中に飛び込んだ訳だが、本当に熱い世界で、知識と特に根気がなければ、自由に泳げる世界ではないことを思い知らされた。
今回の目的は、今までWindows 2000 Professionalで運用してきたBTS(Bug Tracking System:バグ追跡システム)を、フリーのUNIX系OSで運用できるようにすることだ。
そのBTS影舞と言う、これまたフリー(祝福あれ!)のrubyで記述されたシステムだ。


Windowsで何か不都合が特にあった訳ではないのだが、ちょうどHDDがクラッシュしかけているので、ついでにOSも替えてしまおうかと思った次第で、そうすれば、sendmailの恩恵に預かることができ、メールでバグ報告ができるようにもなる。


最初はどのOSにしようか迷った。
会社で運用することもあり、メンテナンスは誰でもできる方が良い。
当然、安定していることが肝要だ。
また、バックアップや費用のこともあり、マシンの構成そのものから考慮しなければならない。
何よりも、勉強する時間の無い私が構築できなければならない。
その結果、Windows上のVMware Playerで動くFreeBSDに決まった。
VMwareならば、OSイメージを丸ごとバックアップできるし、別のPCで動作させることも直ぐにできる。
FreeBSDは、ディストリビューションが1つしかないので迷わないし、情報が古いのかもしれないが、一番安定しているらしい。


ホストPCの構成は:

OS Windows 2000 Professional(会社に余っているライセンス)
CPU Duron 700MHz(会社で寝ていたもの)
HDD 3台(ダイナミックディスクにしたミラーボリュームで新規購入80GB2台、
バックアップ用にFAT32フォーマットした誰かのお下がり20GB1台)
メモリ 384MB DIMM(元の256MBに64MB×2を追加したもの)
その他 LANカードなど、一般的に付属しているものたち


さて、そろそろ眠くなってきたので、続きはまた今度。
お休みなさい。