各種スクリプトでメモ帳を作成する(その1)

Qtシグナルのサンプルプログラムに続いて、C++/Perl/Ruby/Pythonによりメモ帳を作成する。
プログラムの規模が大きくなるため、1つの言語で完成するごとに発表しようと思う。
今回はスクリプトの中で(つまり、C++を除いて)Qtライブラリの完成度が一番高いと思われるPythonで実装した。

download:notepad.py.tar.gz

メイン画面は以下のようになる。

メニューを一通り見れば、使い方が分かるように作ったつもりである。
ショートカットキーの割り当てについては、「ヘルプ」メニューの「キーの割り当て一覧」を見て欲しい。
ZaurusSL-C3000)標準のメモ帳(「テキスト」タブ)と比較すると以下の優劣がある。

  • 長所
    • 必要に応じてショートカットキーが割り当てられている。
    • すべての機能がメニューやヘルプで分かるようにできている。
    • 文字コードの自動判別ができる。
    • 別のテキストファイルを差し込むことができる。
    • 正規表現による検索ができる。
    • 正規表現による全体の置換ができる。
    • テキスト全体を選択状態にする機能がある。
    • 指定した番号の行に移動できる。
  • 短所
    • ファイルダイアログが貧弱である。
    • フォントサイズが指定できない。
    • テキストの折り返し幅を指定できない。
    • スクリプトなので起動が遅い。