DeleGateインストーラ

佐藤豊さん作の純国産プロクシサーバであるDeleGateZaurus版も本家から正式にリリースされている。
そのZaurusDeleGatezaurus-dg)をインストールするパッケージを作成した。

download:zaurus-dg-inst_1.0-1_arm.ipk

インストール方法

DeleGateのサイトからダウンロードしたzaurus-dg.gz(または解凍後のzaurus-dg)を以下のディレクトリの何れかに保存してから、「ソフトウェアの追加/削除」でパッケージをインストールする。

  1. /home/zaurus/Documents/Install_Files(本体ディスク)
  2. /mnt/cf/Documents/Install_Files(CFメモリ)
  3. /mnt/card/Documents/Install_Files(SDメモリ)

zaurus-dg.gz(または解凍後のzaurus-dg)の検索順番は上記の通りなので、意図したものとは違うバージョンがインストールされた場合、複数のディレクトリに保存されていないかどうかを確認して欲しい。
なお、パッケージにはダミーのzaurus-dgが含まれている。

実行方法

以下のコマンドを入力することで実行することができる。

# /etc/rc.d/init.d/dg start


また、OS起動と同時に実行したい場合は以下のファイルをリネームする。

# mv /etc/rc.d/rc5.d/K62dg /etc/rc.d/rc5.d/S62dg


以下のコマンドを入力することで終了することができる。

# /etc/rc.d/init.d/dg stop

設定方法

以下の内容で/home/zaurus/Settings/dg.confを作成することで設定を変更することができる。

# 実行ファイル
#DELEGATE=/usr/local/bin/zaurus-dg # デフォルト

# サービス内容 <プロトコル://ホスト名:ポート番号>
#SERVER=delegate # デフォルト

# ログファイル
#OUTPUT=/dev/null # デフォルト

# 作業ディレクトリ
#DGROOT=/usr/local/delegate # デフォルト

# サービス提供ポート番号
#PORT=8080 # デフォルト

# 管理者のEメールアドレス
#ADMIN= # デフォルト

# 親のプロクシサーバ <ホスト名:ポート番号>
#PROXY= # デフォルト(例:"parent.proxy.jp:8080")

# その他のオプション(DeleGateのサイトなどを参照)
#OPTIONS= # デフォルト


変更した設定を反映するためには以下のコマンドを入力する。

# /etc/rc.d/init.d/dg restart


各種設定は鈴木雄さんによる日本語翻訳マニュアル(純国産なのに翻訳って…)が参考になる。